読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

お気楽CINEMA&BOOK天国♪

金はないけど暇はあるお気楽年金生活者による映画と本の紹介ブログ(ネタバレなし)

🔴もう年はとれない/ダニエル・フリードマン(創元社推理文庫)4.2点

もう年はとれない (創元推理文庫) 【食えないじいさんの痛快ハードボイルド】 ナチの将校が隠した金の延べ棒の行方を追う伝説の元刑事の活躍を描くハードボイルド系ミステリー。 【あらすじ】 87歳の元殺人課刑事のバック・シャッツは、戦友の臨終に立ち会っ…

🔴がん消滅の罠 完全寛解の謎/岩木一麻(宝島社)4.1点

【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 がん消滅の罠 完全寛解の謎 (『このミス』大賞シリーズ) 【前代未聞の活人事件】 余命宣告を受けたがん患者のがんが、きれいに消えてしまう……。死ぬはずの患者が生き返るという前代未聞の活人…

🔴マーチ博士の四人の息子/ブリジット・オベール(ハヤカワ文庫)4.0点

マーチ博士の四人の息子 (ハヤカワ文庫HM) 【酔っ払いメイドVSサイコキラー】 裕福なマーチ博士一家の住み込みメイド、ジニーと、一家に潜む謎の快楽殺人鬼との息詰まる攻防戦を描いたフランス人女性作家によるホラー系ミステリー。 【あらすじ】 マーチ家に…

🔴占星術殺人事件/島田荘司(講談社文庫)4.4点

占星術殺人事件 改訂完全版 (講談社文庫) 松本清張らの社会派ミステリーが主流だった1980年代に忽然と世に現れた傑作ミステリー。当時は異端扱いされ、ミステリーの進化を逆行させるとまで言われた作品らしいが、様々なサブジャンルのミステリーが乱立する今…

🔴大誘拐/天藤真(創元推理文庫)4.6点

大誘拐―天藤真推理小説全集〈9〉 (創元推理文庫) 82歳の大金持ちのおばあちゃんが誘拐された。その身代金はなんと100億円! 空前のスケール感、予測できない展開、卓抜なユーモア、存在感のあるキャラクター、そして意外な結末……どれをとっても第一級のエン…

🔴母性/湊かなえ(新潮文庫)3.7点

母性 (新潮文庫) 人間の心の奥底に潜む「悪意」をこれだけうまく切り取って見せてくれる作家はそうはいないだろう。悪意のオンパレードの後に善意の存在を示して読者を救う手口はこの作家の常套手段だが、つくづくうまいなあと思う。「告白」も印象深いが、…

🔴真昼の悪魔/遠藤周作(新潮文庫)3.9点

真昼の悪魔 (新潮文庫) 「沈黙」が映画化され、本作がTV放映されるなど、今、遠藤作品が脚光を集めている。ブームなのだろうか。本作が書かれたのは昭和55年。何故今、遠藤周作なのかは、よく分からないが。 ちなみに、学生当時、「第三の新人」が全盛だった…

🔴ビブリア古書堂の事件手帖7/三上延(メディアワークス文庫)4.1点

ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ (メディアワークス文庫) 本作は、古書を題材(ネタ)にしたミステリーシリーズの完結編。 各巻でネタとなった書物はどれも興味を惹かれるものばかりで、その渋いチョイスに唸らされ(「おっと、そうきた…

🔴真実の10メートル手前/米澤穂信(東京創元社)4.1点

真実の10メートル手前 「満願」も「王とサーカス」も良かったが、自分のどストライクは、「儚い羊たちの祝宴」。江戸川乱歩、夢野久作、中井英夫ら以来、幻想と耽美の世界を堪能させてくれる作家が意外と少ない中で、この作品は自分のツボにピッタリはまる貴…

🔴暗幕のゲルニカ/原田マハ(新潮社)4.1点

暗幕のゲルニカ 傑作「楽園のカンヴァス」を彷彿とさせるアートミステリー。今回のモチーフはピカソの『ゲルニカ』。いくら十八番とは言え、あえて巨匠ピカソをチョイスしたところに、この作品に賭ける原田マハの並々ならぬ覚悟が感じられる。 【あらすじ】 …

🔴不安な童話/恩田陸(祥伝社文庫)3.7点

不安な童話 (ノン・ポシェット) 本作は、不思議な透視能力を持つ女性(古橋万由子)が、25年前に変死した女性画家(高槻倫子)の殺人事件の謎に巻き込まれていく様を描いたミステリー。 【あらすじ】 ……大学教授秘書の万由子は、かつて天才画家と謳われた高…